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環境を整えるということ

ライフハック系の記事では腐るほど繰り返されていることだけれど、やっぱり環境を整えるのって大事だと思ったという話。

研究の性質上、僕は大学ではたいていパソコンの前にかじりついているわけだけれど、今日はパソコンを使う用事がなかったこともあって、自分のデスクじゃなくて図書館に行って勉強していた。
そうしたら、勉強の捗ること捗ること。

研究でパソコンを使うといっても、そのパソコンにはメーラーやインターネットブラウザが入っているわけで、ちょっと休憩にネットニュースやツイッターを眺めることはよくある。それに、デスクの上はお世辞にも整理整頓されているとはいえないので、並列している作業のあれやこれやに意識が散乱して、なかなか一つのことに集中しているのが難しい。たまに集中していても、メールが来たり、周りの人に話しかけられたりするし。

しかし、図書館だとパソコンがないから、休憩しようにもインターネットなんて見られないし、当然メールも来ないし、誰かに話しかけられることもない。図書館で勉強するためには、必要最低限の資料しか持って行かないから、気が散ることもない。だから特別集中する気がなくても、自然と一つのことをずっと続けることができる。

この方法のすごいところは、「集中するために気力(やる気)を消費する必要がない」ということ。例えばふだん大学で研究するときは、朝、大学に着いた時点でコーヒーをいれて、「よっしゃやるかー」みたいな気分を入れるところから始めないとやる気がでないんだけれど、図書館だとそういう儀式が必要ない。だから、「何かを始めるためにまずはやる気を盛りあげる」とかしなくていい。また、始めたあとも気が散らないので自然と作業が続いて、「やり始めることでやる気が出てくる」状態になる。すごい。
デスクで勉強しているときは、例えばブラウザを開かない精神力みたいなものが常に要求されているのだけれど、図書館だとそういう精神的なコストもない。逆にいうと、ふだん勉強しているときは、常時MPが減っていく状態異常にかかっていたのかもしれない。
ふだんの作業はやる気をすり減らしながら進めているのに、環境を整えるとむしろ、だんだんやる気が出てくる。だから、集中力がかなり持続する。今日の場合、講義のある時間帯とごはんを食べるとき以外はずっと図書館にいたんだけれど、だいたいずっと集中して作業ができてた。やる気が無くなるよりも、頭が疲れる方が早いくらいだ。

なんか、環境を変えるだけですこぶる調子が良かったので、こんどからは作業環境をもっと気をつけようと思った。
結局のところ、精神力でなんとかするよりも構造的な問題を除去するほうがはるかに有効なのだろう。